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『地頭を作る』環境を提供
全国に広がる日能研の教室ネットワークは日能研、日能研関東、日能研関西、日能研九州の四法人で形成され、約35,000人の子どもたちの未来を応援しています。小嶋隆さんが代表を務める日能研関東は東京、神奈川、埼玉を中心としたエリアで中学受験予備校「日能研」の教室を運営。教室数は37教室を数えます。
幼児教育から高校・大学受験までを対象としている同業他社が多い中、中学受験に特化した学習塾である日能研は、その部門に関して全国の4分の1という圧倒的なシェアを誇ります。たしかに夜9時頃になると、日能研「N」のロゴ入りの鞄を背負った塾帰りの子どもたちの姿を度々目にすることがあり感心させられるのですが、一方ではそうした光景にあまり良い印象を持たない声も聞かれますが…。
「『子どもが夜遅くまで…』と思う方もいるでしょうが、サッカーや野球ならいいのに、塾だと遅いというのはどうかと…。中には親にお尻を叩かれて来ている子もいるけれど、サッカーのボールを蹴るのと同じように学ぶことが好きな子もいる。スポーツで強いチームに行きたいというのと同じで、知的満足を求めてより学びたいと願う子が塾に来ているということを理解してほしいと思います。要は今の学校教育では物足りないのです。
例えば、以前は『2+3=□』と出題されていた問題が、現在は『□+□=5』と、考え方や組み合わせ方、発想を問われる、そういう観点のものに入試問題が変わってきているんですね。私たちは進学塾ですから、子どもたちの成績を上げて、行きたい学校に合格させることが使命ではありますが、それがゴールではなく、スタートだと捉えているのです。中学に入ってから更に伸びていくことができる『地頭を作る』、そのためのカリキュラム、環境というものを提供していきたいと考えています」
私学の価値をいかに上げていくか
今春、公立小学校から私立中学を受験した子どもの割合は、過去最高の18.9パーセントだったそうですが、今後大きな問題である少子化の影響はないのでしょうか。
「裏を返せば、まだ80パーセントの子どもたちが公立中学に通っているわけです。私学ブームで育った世代が親になったことも手伝って、少子化の時代だからこそ、我が子にできる限りの教育を受けさせたいと考える親御さんが多く、これからも私学志向というのは増加していくと考えています。
ただ、そのためには私学の価値をいかに上げていくかが大切であり、学校のコンサルティングや教員の研修・派遣など、日能研ではグループをあげて私立校とタイアップしながらその周辺事業に取り組んでいます」
日能研グループは「応援します、輝く目を持つ子どもたち」をキャッチフレーズに、勉強に限らず、わんぱく相撲や囲碁の大会に協賛したり発展途上国に学校を提供するなど、頑張る子どもたちを応援しています。
塾としてできる役割を全うするために、子どもたちに何ができるのかを考えていきたい、と小嶋さん。未来を担う子どもたちが希望を持って頑張れる社会になるように、更なる御尽力を期待します!
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