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STANDBY! TIMES
2007.03.26
野口美佳
Mika Noguchi

宮城県出身。平成6年元会長の野口正二氏と輸入下着の通信販売会社(株)ピーチ・ジョン設立。下着の他アウター、コスメ等幅広い商品を取り扱い、全国に19店舗(平成19年2月現在)の直営店を展開中。 www.peachjohn.co.jp

自分自身が一番のお客であること

ランジェリーの通信販売会社、株式会社ピーチ・ジョン代表取締役社長野口美佳さん。野口さんはグラフィックデザイナーを目指し、学校に通ったり、デザイン事務所で働いたりしていたところ、前夫であり、元会長の野口正二氏と出会い結婚。平成6年、28歳の時に氏とともに輸入下着の通信販売会社として、ピーチ・ジョンを設立しました。

「当初は自分でチラシやカタログも作ったりしていたんですが、なかなか思うようにいかなくて…。私は10代の時からクリエーター志向がとても強く、何をやるにしても自分の才能をひけらかすことばかり考えていた。でも自分よがりの志向を捨てて、広告を見た人が気持ちいいと感じたり、この商品を持っていたら便利だろうなと思えるように、お客様の立場に立ったやり方に変えたら、突然ものが売れ出した。つまり自分自身が一番のお客であること。それに気付いた時に商売とは何たるかを学んだような気がします」

国内から海外のマーケットへ

現在同社では下着のみならず、「元気、ハッピィ、SEXY」をコンセプトとしたアウター、コスメ、ジュエリーなど幅広い商品を展開。1回に付き約250万部のカタログを年4回発行、全国に19店舗(平成19年2月現在)の直営店を構え、通販、ネット、店頭販売を合わせ年間約170億円を売り上げているそうです。
「レースなど繊細なファブリックというのはとてもセクシーだし、体がきれいに見えるんですね。ヨーロッパなどでは、そういったものをまとった女性を男性が褒めてくれるけれど、日本では悲しいかな男性が女性を褒めるという文化がない(笑)。一方、女性のほうも、それよりもウエストをできるだけ細く見せたいとか、もっと胸を大きく見せたいといったことに欲求が働き、矯正機能に優れたものを求める。プラス、何回洗っても丈夫であること。ですから日本の会社が作るものに関しては、とにかく耐久性に優れていないと、すぐに大クレームにつながってしまうというのが現実としてあるわけです。

でも、私はそうした耐久性というのは無視して下着を作っています(笑)。かわいくてきれいでゴージャスなものは洗濯機では洗えないし、やはり数回使うのが限度、それは仕方がないこと。売れれば売れるほど消費者の目というのは厳しくなるわけですが、それをクリアーしていくことが商品作りのおもしろさでもありますね」

では、下着のスペシャリストである野口さんに、ズバリ”下着の良い選び方“を伺いたいのですが!?
「良い下着を着けると女性は自信が持てるんですよね。どれがいいとか悪いとかではなく、『かわいい!』とか『セクシー!』とか感じたもの、要は最終的に『自分が良いと思ったものが自分に合ったもの』、それでいいと思うんです。年齢には関係なく、生涯自分が女の子だと思っているすべての女性にピーチ・ジョンを愛用していただきたいですね」

国内のみならず、東南アジアへとマーケットを広げ、近いうちに数店舗を展開していきたいと意欲的に語る、彼女の今後に注目です!

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