発行総数は約三千四百万件
電子メールを使って情報を流し、読みたい人が講読する、メールの配信サービス「メルマガ」。
その配信サービスを取り扱っているのが大川弘一さん率いる株式会社まぐまぐで、同社では、「まぐまぐ」の運営・管理を行っています。
パソコン向け無料メルマガサイト「まぐまぐ!」や携帯電話向け無料メルマガサイト「ミニまぐ」、女性向けの「女子まぐ!」や小学生のための「まぐまぐ!
ジュニア」といったメルマガサイトを中心に、デジタルコンテンツの販売サイト「まぐまぐ! プレミアム」、懸賞情報サイト「懸まぐ!」、共同購入方式のインターネットショッピングサイト「まぐギャザ!」など、そのサイトは実に多彩。「まぐまぐ」では、百七ジャンル、三万二千誌を取り扱っており、登録者数は約八百万人、発行総数は約三千四百万件を数えます
(平成十八年七月現在)。
努力すれば実力がつく環境を整える
配信サービスを開始してから約八年、驚異的な急成長を遂げた「まぐまぐ」ですが、どのようにして優秀な逸材を集め、彼らのポテンシャルを引き出しているのでしょうか?
「僕が言うのは、五年とか十年とか、必死で努力すれば実力がつく環境をこちらは整えますから、本当に実力をつけたい人だけ来てくださいということです。
そこから先は独立するなり、他の会社に行くなり、何をしてもいいからと。
今の自分は未熟だから実力をつけたい、そう思ってくる人はやはり気合が違いますよ(笑)。
うちでは『月次方式の個人別人事評価制度』というのを導入していて、毎月一回スタッフが前月を振返るわけです。一人のリーダーが八名ぐらいのチームスタッフを相手に、百点満点のうち何点とったかを話し合います。八十点だとしたら二十点足りなかったのは何だったのかを考える。
それを毎月必ずやっているので、できなかったことが次にずれ込んでいくことがないし、上司と一緒に自分の成長を喜ぶことができます。逆にいうと、本人の勝手な解釈でサボれないわけです。
現場が何をやるべきかが非常に明確になりますし、誰がどこで悩んでいるのかがわかりますね。
平均年齢は二十八歳くらいですが、皆一人ひとりがとてもしっかりしていますよ。ポテンシャルというのは、どんどん高まっていますね」
現在社員は五十人ほどいらっしゃるそうですが、昨年、新卒で採用されたのは、三千人のエントリーの中からわずか六人だったとか…。
頼もしいスタッフを従え、今後は、個別のメルマガに登録するのではなく、キーワードを預けておけば、それについて書かれた色々なメルマガやブログだけを受信できる、そんな新しいツールを携帯電話やパソコン上で展開していきたいという大川さん。新しいネットのツールを作るのはとても楽しく、公開初日に利用してくれたユーザー数がバーッと数字になって表れるのを見るとワクワクするのだとか。
ネットビジネス界の若きパイオニアから今後も益々目が離せないようです。 |