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マッキー牧元の虎のまっきー
2006.12.05
ちゃんこ鍋 文=マッキー牧元
絵=進藤恵子
マッキー牧元  1955年生まれ。レコード会社宣伝部長を兼ねながら、食べ歩きが仕事になればと、虫のいい願望でつけたタベアルキストの二つの顔を持つ。「味の手帖」「大人の週末」で連載中。J-WAVE木曜11:30よりの番組M+に不定期出演中。今年の目標は、正宗中国菜とイタリア郷土料理の追及。
味の手帖:http://ajinotecho.co.jp/   J-WAVE:http://www.j-wave.co.jp/
ちゃんこ 川崎
縁起担ぎのうまい鶏澄んだスープが滋味深い 墨田区両国2-13-1
電話=03(3631)2529
営業時間=17時〜21時(L.O.)
定休日=日曜・祝日
JR両国駅より徒歩2分
昔両国には、全国からうまい鶏が集まる鶏市場があり、その鶏肉を使用して鍋を作ったのが始まりとされている。また、鶏の鍋は2本足のため「手をつかない」と、縁起担ぎでも食べられるとか。
「鳥ちゃんこ鍋」一人前2,940円。味のベースは鶏ガラのスープによるソップ炊きで、スープを張った鍋に鶏肉、レバー、砂肝、白菜、牛蒡、人参、三つ葉、白滝、薄揚げ、豆腐を入れる。スープを小腕に取り、煮えた具を入れて食べるのだが、何よりも丁寧にとられた澄んだスープが滋味深く、全体の味わいを盛りたてる。最後に餅を入れるか、麦飯による雑炊もおすすめ(別注文)。要予約。
ちゃんこ 一の谷

スープとの相性がよい上品な味わいの鯛のつくねが魅力

千代田区外神田2-13-4
電話=03(3251)8500
営業時間=17時半〜22時(L.O.)
定休日=日曜・祝日
東京メトロ末広町駅より徒歩4分
元・一の谷関が作るちゃんこの一番の魅力は、薄く桃色に色づいたつくね。鯛のつくねに細かく切った牛蒡を練り込んだもので、ほんのりと甘く、ふわりと口の中で崩れる。醤油で味付けした、しっかりとられた上品な味わいの出汁によるスープとの相性もよい。このスープを小腕に取って食べる。ほかの具は、行司軍配型に切った人参、ニラ、白菜、葱、椎茸、コンニャク。店の人が仕上げる雑炊は、ふわりと絶妙に閉じられた玉子と、鴨頭葱、出汁の味わいがあいまって実にうまし。ちゃんこ一人前3,150円。鮮度のよい刺身類や魚の煮付けなどもおすすめ。
三重ノ海
豊富な具と秘伝のスープが生み出す深いコク 江東区門前仲町2-8-9 帝都サウナヘルスクラブ2F
電話=03(3643)6633
営業時間=17時〜22時(L.O.)
定休日=日曜
都営地下鉄・東京メトロ門前仲町駅より徒歩1分
塩味ベースの鍋で、赤銅の鍋に鶏ガラスープとカツオ出汁を合わせたものを張る。具は、ふわりと仕上げられた鶏つくね、鰯のつみれ、白菜、牛蒡、水菜など四季折々の素材が13〜15種。特徴は、鶏ガラを一昼夜煮出し、うまみを凝縮させたスープで、鶏脂とカツオ節の風味が混じりあい、コク深い味わいとなる。かくし味にバターを加えることで、カボチャ、ジャガイモといった具も俄然光り、他にはない魅力を生み出す。締めは雑炊かラーメンで、上質な脂分が溶け込んだ濃厚な雑炊となる。ちゃんこ鍋一人前3,150円。
古沓(ことう)
塩風味の出汁がベース主役は鰯のつみれ
台東区浅草3-31-4
電話=03(3875)8115
営業時間=17時半〜22時(L.O.)
定休日=月曜
都営地下鉄・東京メトロ浅草駅より徒歩5分
丁寧にとられた上品な塩風味の出汁がベース。主役は鰯のつみれで、一人前大きめのつくねが8個。その他の具は、笹がき牛蒡、芹、白滝、煮えるとふっくらと膨れる薄揚げ、白菜に葱。芹の香りがアクセントになっていい。漬けダレは、小さなすり鉢で客が各々白胡麻を擦り、スープを入れ、好みでかんずりか柚子胡椒の辛みを加える。筆者のおすすめは、かんずり。雑炊630円は、もずくを入れるのが特徴で、ヌルッとした食感に食が進む。素揚げし、甘辛いタレを付けた「特製手羽揚げ」630円もぜひ。鍋は一人前2,310円。
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マッキー牧元の虎のまっきー
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