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マッキー牧元の虎のまっきー
2006.10.02
豚肉料理 文=マッキー牧元
絵=進藤恵子
マッキー牧元  1955年生まれ。レコード会社宣伝部長を兼ねながら、食べ歩きが仕事になればと、虫のいい願望でつけたタベアルキストの二つの顔を持つ。「味の手帖」「大人の週末」で連載中。J-WAVE木曜11:30よりの番組M+に不定期出演中。今年の目標は、正宗中国菜とイタリア郷土料理の追及。
味の手帖:http://ajinotecho.co.jp/   J-WAVE:http://www.j-wave.co.jp/
ローブリュー
バスク地方の料理が楽しめる
豚肉好きにはたまらない仏料理店
港区南青山6-8-18
電話=03(3498)1314
営業時間=18時〜22時(L.O.)
定休日=日曜  
東京メトロ表参道駅より徒歩7分
主菜でおすすめは、サバイヨン風ソース添えの「豚足パン粉焼き」1,800円と、チーズ風味のソースが添えられた「豚耳のパン粉焼き」。カリッと焼かれた香ばしい衣に歯を入れれば、ねっとりとしたゼラチン質の食感で、肉好きを虜にするは必至。じっくりと炭火で焼かれた「イベリコ豚ロースのグリエ」(10月中旬〜)は、口に入れると脂がすっと溶け、動物的な野趣に富む香りとともに甘い肉のジュースが流れ出る。その他、白インゲン豆と豚肉の煮込み「カスレ」や「豚スネ肉のコンフィ」など、選ぶのに悩む料理が目白押し。使う豚も、白金豚、米沢豚、南昌豚など様々。
うない

おばあが作った惣菜の温かみと
力強さを継承した健やかな料理

世田谷区代沢5-6-14 前田ビル2F
電話=03(3422)4307
営業時間=17時半〜22時半(L.O.)
定休日=日曜・祝日  
小田急・京王下北沢駅より徒歩10分
数ある東京の沖縄料理店の中でも、素直に素材の味を生かす巧みさでは、おそらく随一。皮つき三枚肉の「ラフティ」1,260円は、2日間かけて脂を抜き、味噌とピーナッツで調味したもの。ほどよい味の濃度で、もっちりとした皮に歯を食い込ませると、脂が舌に乗ってすうっと溶けていく。甘みを引き締める黒胡椒が心にくい。皮つき三枚肉に沖縄の海塩をすり込み、3週間熟成し、茹でた「スーチカ」は、余分な水分が抜けた脂身が締まっていながら、口に入ると甘く溶ける。「ミヌダル」や「ゴーヤーとエビの生春巻」もおすすめ。
三櫂屋
肉自体が持つ甘みと香りに驚愕
独自の豚しゃぶは研究を重ねた賜物
新宿区舟町4 北村ビル2F
電話=03(3351)3477
営業時間=17時半〜22時半(日曜〜21時半)(L.O.)
定休日=土曜・祝日  
東京メトロ四谷三丁目駅より徒歩3分
豚肉は、群馬県吉井町で丹念に育てられた黒豚種。この肉と出会い、おいしさを最も生かすために考えられたのが、独自の豚しゃぶ。熱源、つゆ、つけだれ、具…全て研究を重ねた賜物。昆布だしを鉄鍋に張り、炭火にかける。つけだれは上質の酢と生醤油。具は長ネギと豆腐。肩ロースの薄切り肉を沸き上がるつゆにさっと潜らせ、ピンク色になったらすかさず引き上げる。薄い肉ながらも肉汁に富み、肉自体が持つ甘みと栗のような甘い香りに驚愕し、今まで食べてきた豚との豊かな滋味の違いに感動する。1人前3,360円。
ブーケ・ド・フランス
ソムリエールでもあるマダムの
ワインやチーズの説明は当代随一
港区六本木7-8-19 小林ビル2F
電話=03(3497)1488
営業時間=11時半〜13時半(L.O.)、18時〜21時半(L.O.)
定休日=火曜・第3水曜  
東京メトロ・都営地下鉄六本木駅より徒歩5分
代表料理の一つ「沖縄山原島豚バラ肉の黒胡椒煮込み」は、脂をみっちりとつけた豚バラに黒胡椒をまぶし、玉ネギの水分だけで蒸し煮にした料理で、胡椒の刺激が輪郭を作る中で、豚肉と玉ネギの甘みがとろりと共鳴する傑作。その他、「山形三元豚のロースト」(他の銘柄豚あり)や、「豚挽き肉と豚足のパイ包み」、前菜では、フォアグラを合わせた「ブーダン・ノワール」(豚の血のソーセージ)など、食欲がそそられる料理が並ぶ。ランチ2,675円〜、ディナー5,775円〜、豚づくしコース7,875円(サ別)。
コンテンツ
マッキー牧元の虎のまっきー
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