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マッキー牧元の虎のまっきー
2006.08.25
韓国料理 文=マッキー牧元
絵=進藤恵子
マッキー牧元  1955年生まれ。レコード会社宣伝部長を兼ねながら、食べ歩きが仕事になればと、虫のいい願望でつけたタベアルキストの二つの顔を持つ。「味の手帖」「大人の週末」で連載中。J-WAVE木曜11:30よりの番組M+に不定期出演中。今年の目標は、正宗中国菜とイタリア郷土料理の追及。
味の手帖:http://ajinotecho.co.jp/   J-WAVE:http://www.j-wave.co.jp/
シモン
豊富な傑作料理と滋味深いスープ 港区麻布十番1-5-5 YUKEN十番ビル
電話=03(3470)5889
営業時間=18時〜翌2時(L.O.)
定休日=不定休
都営地下鉄麻布十番駅より徒歩5分
ご主人永井茂伸さんが作り出す八十種近い料理は、今まで食べてきた韓国料理の概念を覆す傑作揃い。
例えば、石の平皿に入れられて熱々で登場する「ヘルムパジョン(海の幸とネギのチヂミ)」二千百円、野菜と豚肉を炒めた「ジェユポックム」、豚肉とキムチを炒め豆腐を添えた「トゥーブキムチ」など。さらに圧巻はスープ。
中でも「ソルロンタン」千五百七十五円はぜひ。
白濁したスープの一口目は淡く感じるが、次第にじわじわと滋味がつのり、韓国料理の深みを実感す。
チゲ類、大鍋のチョンゴル類も雑味のない、穏やかで深い味わい。
松屋
食べ方いろいろ豪快な名物背骨スープ 新宿区大久保1-1-17
電話=03(3200)5733
営業時間=11時〜翌5時(L.O.)
※日曜・祝日〜翌2時(L.O.)
年中無休
都営地下鉄東新宿駅より徒歩3分
名物は中庭に置かれた大鍋にて煮込まれている豚の背骨スープによる「カムジャタン」中三千五十円。
豚の背骨からとった濃厚スープに、ニンニク、唐辛子、エゴマ、そしてカムジャ(ジャガイモ)を丸ごと入れて煮込んだ鍋で、骨に付いたわずかな肉をしゃぶり、辛味とニンニクと豚の滋味にまみれたカムジャにかぶりつく。
残ったスープにご飯を投入し、雑炊にするのもまたうまし。直径三十センチもある「ネギチヂミ」や、麦飯に、キムチ・豆腐などが入った辛いチゲをかけて食べる「麦飯定食」もいい。
妻家房
素材にこだわった、身体にやさしく、おいしい韓国のオモニの味
新宿区四谷3-10-25 永明ビル2F
電話=03(3354)0100
営業時間=11時半〜23時(L.O.)
年中無休
東京メトロ四谷三丁目駅より徒歩1分
おすすめは「パチヂミ」千二百六十円。
イカや野菜がたっぷり入り、外はさくっと香ばしく、中はふっくら、もっちり。
メインには「プルコギ」一人前千六百八十円か、「タッカルビ」一人前千二百六十円を。
前者は甘めに味付けした牛肉と野菜を焼いて牛肉のスープにつけて食べる伝統料理。
後者は鶏肉カルビと各種野菜をコチュジャンで炒めた鉄鍋料理。
使用するのは韓国で契約栽培した最高級唐辛子、旨みを引き出す直輸入天然塩、そして国内産地限定の安心野菜。
化学調味料を一切使用せず、身体にやさしい韓国家庭料理が味わえる。
古家庵
女主人安さんの心根があふれる惣菜料理の奥深さを伝える店 港区赤坂3-20-8 臨水ビル地下1F
電話=03(5570)2228
営業時間=11時〜14時(L.O.)、17時〜23時(L.O.)
定休日=日曜、祝日
東京メトロ赤坂見附駅より徒歩3分
韓国料理店は増えたが、この店ほど惣菜料理の奥深さを伝える店はない。
例えばお馴染みのピビンパップ。母の滋養が伝わるやさしい味だ。
ヤンニョムの複雑味とナムルから滲み出た自然な甘みが光っている。
鰹節のような旨みで引き立つズッキーニの炒めや筍ユッケなどの野菜料理、素朴な旨みが光るイワシとキムチの煮込み、シチューのような鶏の煮込みのタッカルビ、アサリの出汁と豆腐の甘みが心を安らげる豆腐鍋。
どの料理も「母が作ってくれた料理をそのまま伝えたい」という、女主人安貞愛さんの心根があふれている。
コンテンツ
マッキー牧元の虎のまっきー
ルポルタージュ mono.
渡辺万由美の『輝くヒトの方程式』
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