|
ヤンキー系の中学生の久保君が父を亡くす。喪も明けないうちに叔父が我が家へ転がり込み、母とねんごろな様子。
その境遇を「ハムレットみたいやなぁ」と先生に言われ、切れる。 が、久保君は本家ハムレットのようにはグチグチ悩まない。
新たにできあがりつつある家族をシンプルに素朴に受け入れようとする。
小学4年生のヒロくんは、大好きな叔母の死をきっかけに女の子として生きようと決意し、周囲に打ち明ける。「ボク、女の子になりたいと思てます。真剣やから変にからこうたりせんとって下さい」と宣言。いじめを受けたりもするが、父や母の息子の思いをまるごと受け入れ包んでくれる愛情と同級生たちの応援がヒロ君の背中を押す。
中学3年生のマー君は、背も高く妙に老け顔。街で知り合った23歳の女性と仲良くなり、真剣に付き合いたいと決意。大学生とウソをついたまま、純愛を貫こうとする。目一杯背伸びした恋愛がもどかしくもほほえましい。
どの登場人物たちも、自分の人生のしんどさを受け入れ、一生懸命に克服しようとする。
大阪の下町を舞台にした喜怒哀楽てんこ盛りの人生劇場。極上の味わいのたこ焼きが6つ、収録されてます。
|